介護施設と在宅介護

Category : 介護福祉士の将来性

高齢者の介護には介護施設に入所して介護する方法と、自宅で家族が居宅サービスを受けながら介護を行う在宅介護の方法があります。
公的介護保険で利用できるサービスとしては、大きく2種類があります。
1つは施設に入所して利用する施設サービスで、もう1つは自宅で介護を受ける居宅サービスです。
公的介護保険のサービスは利用者が費用の1割だけを負担すればいいため、とても助かります。
もっとも、そのためには要介護認定を受けることが条件です。
施設サービスで利用できる施設としては、3種類が用意されています。
特別養護老人ホームとしても知られる介護老人福祉施設と介護老人保健施設、介護療養型医療施設です。
一般的にはこの3施設を総称して介護保険施設と呼んでいます。
これらの施設は要支援認定では利用ができず、要介護認定を受けた方が利用できるのが基本です。
介護療養型医療施設とは病院での治療を終え退院はできたものの、家庭での看護が難しく長期療養が必要な方が、医療上の管理を受けながら入所するもので、運営は医療機関が行っています。
介護老人保健施設は医療的な管理を受けながら、リハビリを中心にしたケアが受けられる施設で、自宅で再び生活できることを目的とした施設です。
長期入所は予定されておらず、基本的に状態を見ながら3ヶ月更新でサービスを受けます。
介護老人福祉施設は特別養護老人ホームとして知られているもので、食事や排せつなどの日常的な常時介護や健康管理、リクリエーションなどを行うところです。
家庭での介護が困難な方が入所でき、看取りまでできる施設が多くあります。
これらの介護保険施設のほか、民間の有料老人ホームなどもあります。
いずれにしても、入所中は基本的に介護職員や看護職員にお任せで介護をしてもらえますが、通院などが必要な場合は家族が付き添いが多くの場合必要です。
これに対して在宅介護は、住み慣れた自宅で家族の介護を受けるものです。
もっとも、家族の力だけでは難しいことも多く、労力も負担も大きくなります。
そのため、公的介護保険の居宅サービスをうまく活用しながら、介護者の負担を軽減することが大切になります。
居宅サービスには、訪問サービス、通所サービス、短期入所等があります。
訪問サービスはホームヘルプサービスや訪問入浴介護訪、訪問看護、訪問リハビリテーションが受けられます。
通所サービスでは、デイサービスや通所リハビリテーション、短期入所サービスではショートステイが代表的なメニューです。