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重度訪問介護従業者

資格説明、提供サービス内容について

重度訪問介護従業者は、重度の肢体不自由者もしくは重度の知的障害者などの生活が著しく困難な人に対しての介護活動を行うための認定資格です。

現在日本国内で重度訪問介護にかかる費用は増加傾向にあり、必要とする人もどんどん増えてきていることから、急ぎ人材を育成していく必要があります。
重度訪問介護従業者となるためには専門課程を受講する必要がありますが、既に介護福祉士の資格を取得している人は別途研修を受ける必要はありません。

介護の現場における具体的な業務としては、重度の介護が必要と認定されている人たちの居宅を訪問し、そこで入浴や排泄ケア、その他調理や洗濯、掃除などの家事全般とそのための助言を行っていきます。
自力で外出が困難な要介護者に対しては付き添いや移動介護などを行います。

通常の要介護者と比較して、重度の介護者は介護を担当する人の負担が大きく、また特殊な知識と技能が必要になります。
そこで「重度訪問介護従業者」という資格を設置することにより介護保険の加算対象としているのです。
2006年に障害者自立支援法が施行されたことにより、それまでは支援費とされてきたものが「重度訪問介護」という新たな項目になったことで、支払われる報酬額が大幅にアップしました。

厚生労働省によって重度訪問介護特定事業所が定められているので、そうした施設に勤務をするときに採用に有利に働くようになっています。
全国には重度訪問介護サービスの認定事業所が7,189ヶ所(平成28年度9月時の調査)ありますので、求人数もかなり多く見かけられます。

無資格者から重度訪問介護従業者を目指すためのルート

重度訪問介護従業者になるためには都道府県の主催する養成研修を受ける必要があります。
先にも触れましたが、研修内容には介護福祉士の養成課程も含まれますので、先に介護福祉士の国家試験に合格している人は改めて受講をする必要はありません。

おすすめされているのは介護職員初任者研修を修了している人で、さらに高度な介護を行うために重度訪問介護従業者を重ねて受講するというルートが一般的です。
ただし重度訪問介護従業者自体は無資格・未経験からでも取得ができる資格となっているので、これから介護業界に入りたいと考えている人は、まず最寄りの施設で実地されている養成課程を受講をするとよいでしょう。

重度訪問介護従業者の養成研修では「基礎課程」「追加課程」があり、そこに「総合課程もしくは行動障害支援課程」を加えて受講していきます。

それぞれ座学としての講座が3~4時間と、実習や演習が加わってきます。
講座を受講する場合は施設により料金が異なりますが、自治体によっては無料で受講できることもあるでしょう。